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『見飽きるほどの虹』によせて

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『見飽きるほどの虹』によせて

巣ごもり!アイルランド 小さな村の暮らし
オンライン・トーク再録

*2020年5月8日、アイルランド西部のクレア州フィークル村に暮らす、
望月えりかさん(『見飽きるほどの虹』)とつないで、
フィークル村からオンライントークを企画しました(ジグ日記参照)。

*6月現在のヨーロッパ、アイルランドは、徐々に規制緩和に進んでいるようです。パンデミックとロックダウンを経験したコミュニティの暮らし、アイルランドの伝統音楽の今後への影響に、今後も注目します。

5月の思いのこもったトーク、ここに再録します

2021年5月8日のフィークル村から

今、アイルランド時間でちょうどお昼の12時を回ったところです。4月の頭にあったイースター休暇中にサマータイムがはじまったので、現在時差は8時間となっています。

庭のリンゴの花
庭で満開のサンザシの花

 

5月のアイルランドは、今最も美しい季節を迎えています。毎日カッコーが聞こえ、ツバメが忙しそうに家の上を飛んでいきます。サンザシの真っ白な花がアイルランドの田園風景を埋め、庭ではリンゴの花が満開です。

5月8日現在、アイルランドはクリスマス直後に緊急に始まったロックダウンから少しずつ規制が緩和されつつあります。今月と6月にかけ小売店が営業を再開し、国民は国内の移動が可能となり、家族や友人に会うことも屋外でなら許されるということで、国民もやっと一息つけそうです。

 

 

クリスマス後に感染者数が急増した際には、私の暮らすフィークル村でも誰々が感染したらしいなどという話が口コミで伝わってきたりしました。2021年に入ると学校はすべて休校、授業はオンラインに。3月から学年別、段階的に戻りはじめ、イースター休暇後に子どもたち――娘のリラと息子のショーンの学年の子どもたちも、やっと学校に通えるようになったところです。

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