ジグ日記 | 出版舎ジグ

出張販売の日曜日

Féile Tokyo 2019の最終日、トーキョーコンサーツ・ラボのダンスワークショップ会場で、『見飽きるほどの虹』の販売をしてきました。長テーブルに著者望月えりかさん手製のニットグッズを一緒にならべ、ときどき目の前のステップのまねをしたり、エニスで顔を見たよと話しかけられたり(本をお買い上げ下さいました!)、おとなりテーブルの大先輩版元・アルテスの鈴木さんとお話したり、3時間ほど。

売上はともかく、本の存在を知っていただくのが主目的。たくさん手にとって開いていただき、「これってどういう本なんですか」と訊いていただき、グッズも手にとって感じていただくのが趣旨。フェーレトーキョーなんていうコアなアイリッシュ・ミュージックファンに、その国の村の暮らしや、地元音楽のかたちや、人びとのようすを感じてもらえたらという意図は、まあまあの手応えだったと思います。

シャムロック(クローバー)のニットブローチに目を引かれる人も多かったですが、みなさん、さすがです。
なかなかお財布の口は堅い笑。これもリアル日本の現在。よい経験をさせていただきました。
やんどころない所用で最後のケイリーモアの時間まで残れなかったのが残念でした。
当日の様子はCCÉJapanのサイトやFacebookで紹介されています。(コンペティションの結果も…)
http://comhaltas.jp/feile/
https://www.facebook.com/comhaltas.jp/

お買い上げ下さった方々、お声かけくださった方々、そして、お声がけくださりご配慮くださったCCÉ Japanのみなさま、ありがとうございました。

えりかニット(と呼ばせて下さい)の在庫、まだあります。
jigのサイトや今後の出張販売で『見飽きるほどの虹』との特価セット頒布を継続します。
ご関心のある方は、ぜひ本サイトの問い合わせページからご一報ください。
こんなかんじのコラボセットにしています。

イベントのご報告とお礼が遅れてしまいましたことをお詫びします。
そのいいわけも… 日記にてご報告します。

★おまけ
ところで、会場は早稲田奉仕園、AVACOビルの1階。東京のキリスト教にご縁のある方にはよく知られる、歴史あるエキュメニカル=会派を越えた施設です(2011年から公益財団法人)。おりしもこの日は日曜で、敷地内の早稲田教会は礼拝が始まるところ。好奇心から覗きに入った販売助手(中2女子)。やがて響いてきたオルガン、つぎつぎと歌われる賛美歌。

一方、屋外で搬入待機中、まったく忘れていた賛美歌がどんどん口からでてきて苦笑の非クリスチャン販売員(10代の6年間・毎朝歌った)。
「むーかしーいまーしー、いーまいーましー」。
販売が始まってやっと戻ってきた販売助手は、場の雰囲気から抜けられず、ついでに賛美歌をたくさん歌ってきたとか(現役・合唱部員)。
ジャンル問わず、音楽の吸引力は、抗い難し。

出版舎ジグ・十時由紀子

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